「スペイン奇跡の恐竜たち」
平成26年度 福井県立恐竜博物館特別展
7/11(金)〜10/13(月・祝)
特別展展示のご案内
スペインは、実はヨーロッパの恐竜化石の一大産地。
多くの恐竜発掘地が国内に点在し、恐竜研究が盛んなのです。その中でもスペイン中部のカスティーリャ=ラ・マンチャ州クエンカ県では非常に保存状態の良い恐竜が発見されています。本特別展ではそこの恐竜を取り上げます。
白亜紀前期の地層からは数多くの貴重な化石が発見され、特に羽毛恐竜はフクイラプトルと近縁とされる恐竜が見つかっています。
なぜ遠く離れたこの地で近縁なのか?
まだまだ謎多き「スペインの恐竜」について、多くの資料とともに解き明かしていきましょう。
展示は大きく6つのゾーンに分けられます。
イントロダクションからカスティーリャ=ラ・マンチャ州の白亜紀前期へと飛び込みます。奇跡的な化石の保存で知られるラス・オヤス(Las Hoyas)の化石を紹介します。続いて、最新の未発表の標本を含む白亜紀後期の化石産地ロ・ウエコ(Lo Hueco)を紹介し、そこから発見されている化石をご披露します。
なお、展示される標本はすべてスペイン国外では初めての展示となります。
イントロダクションでは、小説「ドン・キホーテ」の舞台であるカスティーリャ=ラ・マンチャ州を、小説の主人公を絡めてのご紹介となり、彼が戦った怪物の真の姿がうかがえます。
各コーナー盛り沢山の特別展です。
また、常設展では、福井県出土の恐竜も多く展示されており、7月19日(土)からは、野外恐竜博物館がOPENとなります。
ますます、話題のスポットとして大きくなっていく施設です。
詳しくは、福井県立恐竜博物館のホームページをご覧下さい。